・「アルツハイマー」型認知症
・多発梗塞性認知症(脳血管性認知症)
・上記のふたつの混合型
これら3つの型のなかで、「アルツハイマー」型認知症の原因は現在のところ、明らかではないというのが実状です。 ただし、「アルツハイマー」型認知症の場合、次のような特徴をもっていることがわかっています。
・脳の神経細胞が激減するため、大脳全体が萎縮します。 さらに詳しく観察すると、神経細胞に独特の変化がみられ、これを「「アルツハイマー」原線維変化」と呼んでいます。
・神経細胞の外側に、アミロイドと呼ばれるたんぱく質が沈着しています。 これを、「老人斑」といいます。
・「原線維変化」と「老人斑」が最も多く認められるのは、大脳皮質においてです。
その他、染色体の異常が関係しているのではないか、という説もあります。 というのも、ダウン症の人が成人に達したときの脳の状態が、「アルツハイマー」型認知症の場合と酷似しているからです。
「アルツハイマー」型以ではない、認知症の型、多発梗塞性認知症(脳血管性認知症)の場合、動脈硬化や高血圧に基づく脳梗塞の多発が重要な原因のひとつになります。 多発梗塞性認知症(脳血管性認知症)をもつ患者さんの脳を見ると、ほとんどの症例で脳に小さな傷がたくさんあることがわかります。 これが梗塞巣です。 又、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、脳腫瘍などでも、二次的に認知症症状を起こすことがあります。
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